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ベンタスブラックは安定した飛距離性能と方向性
今回は「ベンタスブラック」についてご紹介していきます。
筆者もエースドライバーのシャフトとして使用しており、おもいっきり叩けるシャフトで安定した飛距離性能と方向性が特徴的です。
シャフトの細かいデータや試打データも掲載します。ぜひご覧ください。
今回の記事は以下の方におすすめ
こんな方におすすめ
- ベンタスブラックの試打データを知りたい方
- ベンタスブラックの飛距離を知りたい方
- ベンタスブラックのスペックを知りたい方
- ベンタスブラックの弾道を知りたい方
この記事の信頼性(筆者の簡単な紹介)
・JGSCゴルフクラフトマンライセンス取得
・ドラコンプロライセンス取得
・公式大会【最長飛距離:364ヤード】
・ベストスコア:86
試打を行う際の弾道測定器はガーミンのアプローチR10になります。
ベンタスブラックの詳細スペックはこちら
今回はベンタスブラック6を例に詳細スペックを掲載します。
ココがポイント
【フレックス値】
シャフトの硬さを表す
【トルク度】
数値が小さいと操作性重視、大きいとズレを抑制する方向性重視
【調子係数】
9.9以下は超先調子、10~14.9は先調子、15~19.9は先中調子、20~24.9は中調子、25~29.9は中元調子、30~34.9は元調子、35以上は超元調子
【バランスポイント】
シャフトの重心位置がチップから何パーセントにあるかを示す数値。基本は55%
【チップ・センター・バット剛性】
シャフトの先端がチップ、真ん中がセンター、根元がバットと表される。数値が高ければその部分は硬いという事。
【T/C】
上記チップ・センター剛性の値から表される数値。T/Cはヘッドの返りやすさを表す。
【C/B】
上記センター・バット剛性の値から表される数値。C/Bはタメの作りやすさを表す。
フレックスSの場合
長さ:1168㎜
重量:64.9g
フレックス値:13.2
トルク度:3.3
バランスポイント:52.6%
チップ剛性:12.2
センター剛性:17.4
バット剛性:25.0
T/C:0.7
C/B:0.7
調子係数:34.2
フレックスXの場合
長さ:1168㎜
重量:64.3g
フレックス値:14.6
トルク度:2.9
バランスポイント:52.9%
チップ剛性:12.6
センター剛性:19.7
バット剛性:26.6
T/C:0.64
C/B:0.74
調子係数:30.2
ベンタスブラックシャフトの試打データ
1打目:218ヤード
飛距離:218ヤード
バックスピン量:4697rpm
サイドスピン量:125rpm(R)
2打目:257ヤード
飛距離:257ヤード
バックスピン量:2535rpm
サイドスピン量:125rpm
3打目:217ヤード
飛距離:217ヤード
バックスピン量:5364rpm
サイドスピン量:351rpm(R)
4打目:244ヤード
飛距離:244ヤード
バックスピン量:2680rpm
サイドスピン量:86rpm(R)
5打目:239ヤード
飛距離:239ヤード
バックスピン量:1777rpm
サイドスピン量:102rpm
ベンタスブラックシャフト 各平均データはこちら
平均飛距離:235ヤード
平均バックスピン量:3410rpm
平均サイドスピン量:157rpm
データから読み取るベンタスブラックシャフトの特徴
左方向へのミスが怖くない
左へのミスを恐れず思いっきり叩ける
サイドスピン量がしっかり抑えられている(平均157rpm)
フェード系軌道で攻めたいならベンタスブラックで決まり
フレックスバリエーションも豊富で、5Xは硬くて軽いモデルなので振りやすい
ベンタスブラックシャフトを試打して(まとめ)
今回はベンタスブラックシャフトの試打レビューでした。
ベンタスブラックシャフトを使用しての感想は、まず左へのミスが少ないこと。
ほとんどのボールがフェード・スライス系の弾道をコントロールできました。
1球だけ左に引っかけそうになる打球がありましたが、大きく左方向へ行くことはありませんでした。
またサイドスピン量も平均157rpmとしっかり抑えられていました。
tip(先端)を硬く、butt(手元)を少しマイルドに設計。これによって鋼の手元調子が完成します(調子係数は30.2で手元調子)
やはりスペック通りの方向性抜群のシャフトでした。
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